運動は健康に良く、脳を刺激するので老化防止にもなりますが、無理をするとケガにつながります。
今回は、疲労回復とケガの予防に大切なマッサージをする理由と方法をお伝えします。
疲労物質を排出させよう
スポーツやトレーニングをすると、筋肉のなかに疲労物質や乳酸がたまります。
これを排出させると、疲労回復が早く、パフォーマンスも向上し、ケガの予防も期待できます。
どんなスポーツでも、どんなトレーニングでも、負荷がかかるのが足です。
足をマッサージすることにより、血液の循環を促し、老廃物を排泄させていきましょう。
実は、運動をする前が大切。
運動をする前に行うと、筋肉のウォーミングアップになります。
足裏には足底アーチと呼ばれる重要な機能があります。
走ったり、飛び跳ねたりした時に、膝や腰に直接衝撃が伝わらないよう、衝撃を吸収する働きをします。
足裏が固く柔軟性が減少すると、膝や腰への負担が増え、トラブルを起こしやすくなりますので、運動をする前には、しっかりと柔軟性を高めておきましょう。
スポーツをする直前にするのも大切ですが、普段から習慣化しておきましょう。
運動前のマッサージ方法
簡単なマッサージの仕方
①足にオイルを塗ります。
②両手で足裏を持ち、両親指で全体を揉みこみます。
③げんこつで、土踏まずをグリグリします。
④かかとも入念にグリグリしたり揉んだりしましょう。
さらに簡単な方法
「青竹踏み」です。
100均に売っているものでかまいません。
ツボ押しの凸凹がついているものでなくていいですよ!
※直前にオイルマッサージすることが難しい場合は、当日の朝に行ってください。
運動をした後のマッサージ方法
運動後のオイルマッサージは、老廃物、乳酸の排出を促します。
簡単なオイルマッサージの仕方
①手にオイルをつけて、足全体に伸ばします。
②くるぶし~膝、くるぶし~膝裏へと、ふくらはぎをマッサージします。
筋肉の緊張をほぐすように、心地良い圧で行いましょう。
②膝裏と、鼠径部は、リンパ節があり、老廃物のごみ箱と呼ばれています。
そこに流していくイメージで、手で撫でるように流しましょう。
指も忘れずに
足指も揉みましょう。
疲労が一気に軽減します。
①指を一本一本揉みます。
②指と指の間を押します。
③指の腹を押します。