子育てしながら働くにあたって不安に思うことランキング
子育てしながら働くにあたって不安に思うことランキングを見たら、
１位「家事・育児との両立ができるか」
２位「仕事を休んで職場に迷惑をかける」
３位「体力的に続けられるか」
４位「子どもの不調で休みやすい」
５位「通勤時間」
という結果でした。
女性にとって子育てをしながら働けるかどうかは、とても大事な要素！
どんな職業であれ、会社で働いている限りはその会社の職場環境に大きく左右されます。
では、自分がサロンのオーナーになる場合はどうでしょうか？結論から言うと、おすすめの働き方です。
おうちサロンのメリットは「自分の都合で営業時間を決められること」
例えば「午前中だけ仕事をする」「10時～14時まで予約を入れる」「平日のみ」など、保育園へのお迎えや家族との時間を優先することができます。一人で働いているので同僚に気兼ねすることもありませんし、営業時間を設定しておけばお客様にもご迷惑をかけることもありません。
体力面の不安については、リラクゼーション系のサロンだと60代で活躍されている方もいるくらい長く続けることが可能です。
無理のない働き方としては「午前中にひとり、午後にひとりのお客様をゆったりとおもてなしする」イメージです。17時まで働けるのであれば午後は２名様を施術することも可能です。
子どもが急に不調になった時の対処法
「子どもの不調で休みやすい」については、同僚に気を使う必要はないものの、お客様との調整が必要になります。とはいえ、郊外の立地であれば、平日のお客様は主婦層が多くなります。
お子様の不調による急な日程変更には、理解を示してくださるお客様も多くおられます。お客様との信頼関係がしっかりできていれば、お詫びにオプションをプレゼントするなどが可能です。
勤務時間がないからゆとりがある
「通勤時間」については、自宅でサロンをすると「ゼロ」です。通勤ラッシュや渋滞へのストレスもありません。家事やスーパーに行く時間が確保できます。
とはいえ、注意点はあります。
子育てをしながら働きたい女性に、おうちサロンはおススメですが注意点もあります。
1.家族の協力を得る
おうちサロンをするにあたって一番気をつけておかなければならないポイントは、「家族の理解・協力を得られるかどうか」です。例えば、おうちサロンではお客様を自宅に招き入れるので、家族にはそのようなことに対しての理解が必要になります。家族との共用スペース（玄関やトイレなど）を常にキレイにしておくなどの協力が必要になります。
また、パートのように時給で安定した給与がもらえるわけではありませんので、その点も家族の理解が必要です。
2.健康や美容に興味がないと続かない
リラクゼーションサロンだからといって「マッサージが得意なだけ」では成り立ちません。技術や知識をしっかり習得して、様々なお客様のニーズに対応できないと信頼されません。常にブラッシュアップが必要です。
勉強しなくても誰にも叱られませんが、それでは魅力的なオーナーにはなれません。健康や美容が好きでないと続かないでしょう。
3.収入シミュレーションをする
子育て中の女性にとって一番重要なことは「時間の融通がきく仕事かどうか」です。とはいえ、働く時間が少なくなるということは、逆に言えば、収入はその分少なくなるということです。週に数日数時間働いただけで何十万も稼げるといった商売ではないのです。
そのため、いくらぐらいが理想なのかきちんとシミュレーションをし、目標を立てることが大切になってきます。例えば、月５万円を得ようと思ったら、客単価で割れば、1ヶ月に必要なお客様の人数が出ます。実際に働ける時間と相談しながら、収入のシミュレーションをして目標を立て、集客活動をしていきましょう。（私のプロ養成講座を受講した方には1年間無料で経営相談に対応します）
おうちサロンに向かない人
短期間で稼ぎたい人、長期的に経営する気持ちが無い方には向いていません。その理由としては、まず、サロン開業する前に、技術取得のための勉強に時間と費用がかかります。サロンスペースを作る為にベッドやイス、タオルなどが必要です。高額ではなくても初期費用がかかるわけです。それを回収するにはある程度の期間が必要です。
また、最初から多くのお客様ができるとは限りません。一時的なお客様ではなく、何度もリピートしてくれる顧客様に育てていくのがサロン経営の醍醐味です。なので、短期間でやめる予定でしたら、やらない方が無難です。逆を言えば、続ければ続けるほど、サロンは安定していきます。
長期的な考えをお持ちの方が、最も向いています。
「結婚出産の間は休むけど、いずれは復職したい。」
「第二の人生として続けたい。」
「美容が好きだから趣味として細く長く続けたい。」
「子どもの手がかかるうちは、家族優先。子どもの手が離れたら、サロンを拡大したい。」
このように長期的な考えの方は、ぜひセラピストとして独立する働き方をお勧めします。
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